「ASIOS」―超常現象を懐疑的に調査する会―のメンバーによるブログ。

2009年08月31日

スマスマにユリ・ゲラー登場

 本城です。
 今夜10時から放送の「SMAP×SMAP」のスペシャルにて、超能力者のユリ・ゲラーがゲストで登場します。

 リンク先の番組紹介によると、おなじみのスプーン曲げや時計復活の他、イギリスにある50億円の豪邸の紹介や、親交のあったマイケル・ジャクソンの話などもするようです。

 それにしても、あの豪邸は50億円もするんですね。どうりでスゴイわけだ。録画して見ることにします。
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2009年08月29日

オカルト同人誌『Spファイルvol.7』通販開始

 本城です。
 オカルト同人誌『Spファイルvol.7』の通販が始まりました。この同人誌はASIOSにも参加されている秋月さんが編集長を務めているオカルトをテーマにした同人誌です。今回の7には、他に横山さんと原田さんも参加されています。

 残念ながら私は今回、時間が取れなくて記事を書けませんでしたが、「こんな否定論はダメだ!」という小ネタ集では、ひとつだけネタを提供させていただきました。

 全体の内容については公式サイトをご覧ください。通販の期間は1ヶ月限定だそうです。基本的に増刷はないので入手をご希望の方はお早めに。
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2009年08月26日

コスモアイル羽咋(UFO編)

 本城です。前回の続き。後半(といっても3分の1くらい)にあるUFOコーナーの紹介です。最初に見えるのが、アブダクション(宇宙人による誘拐)の専用ブース。

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 画面に映っているのは、アブダクションの肯定派として有名だったジョン・マック教授です。前回紹介したSETI計画のブースと同じように、タッチパネルを操作していろいろな研究者の解説を聞けるようになっています。みんな肯定派ですが(^^;)

 私が行ったときは老夫婦が熱心に聞き入っていました。けっこう説得力があったから帰る頃には肯定派になっていたかもしれません。

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 こちらは壁に掛けてあったUFO写真。それぞれ下に、撮影日時や場所などの簡単な解説がついています。そして、こんな感じの写真が他に数十枚、ズラーと並んでいます。

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 これは、有名なビリー・マイヤーのUFO写真。ちゃんと、トリック写真であることは解説されていましたね。

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 こちらは宇宙人解剖フィルムのコーナー。説明パネルを読んでいると、このすぐ近くから、なにやら怪しい雰囲気をただよわせるものが・・・・・・
























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 ででーん! フジテレビの番組で使用した人形だそうです。近くで見るとチープ感がひしひしと伝わってきます。

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 全体像。一応、胸とか頭のパーツは着けたり外したりできるようです。

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 こちらは出口付近のコーナーに置いてあったUFO関連のデータファイル。かなり貴重かも。特に「UFO関連公文書日本語対訳」などは資料として重宝しそうなので、持って帰りたいくらいです。

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 海外のUFO雑誌と、日本のテレビ番組で使われた台本なんかもあります。

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 こちらは「UFO World Map」と題されたタッチパネル式のコンピューター。世界地図の中から好きな地域を押すと・・・・・・

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 その地域で起きたUFO事件が年代順に並んで表示されます。さらに、その中から、ひとつを選んで押すと・・・・・・

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 その事件の詳細が写真付きで見られるという仕組み。
 これもほしいなー。

 
 さて、これでUFOコーナーの紹介は終わりです。私としてはそれなりに楽しめたのですが、何か足りないような気がします・・・・・・。確か、もっと資料類があると聞いていたんです。

 そこで、まだ見ていない資料が他にもあるはずだ、ということで、展示室を出て、1階にある図書室へ向かいました。ところがそこにもない。
 仕方なく、司書さんに聞いてみることに。すると、「ありますよ」との回答が! なんでも数が多いので会議室にしまってあるのだとか。

 そうか、どうりで見つからなかったわけです。でもせっかくここまで来たのだから、やっぱり見てみたいじゃないですか。ダメもとで交渉してみたら、意外にもあっさり快諾してくれました。ラッキー。

 案内してもらったのは、2階にある一室。普段は鍵がかけられているそうですが、今回は鍵を開けてもらえたので中に入れます。



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 こちらが棚に並ぶ資料の一部。六段になっていて、右側にも同じように並んでいます。ここにある資料類は全部、コスモアイル羽咋の設立に関わったUFO研究家の高野誠鮮さんが寄付したものなんだそうです。

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 ご存じ『ムー』。
 80年代半ばから90年代半ばにかけてのものが大半。

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『トワイライトゾーン』もあります。

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 こちらは洋書類とビデオ。

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 下には、プロジェクト・ブルーブックやCIAの資料もありました。高野さん、すごいですね。テレビでは「金沢大学講師」と肩書きが出ることが多いですが、司書さんによると、普段は羽咋市役所に勤めているそうです。テレビの取材があるときは、コスモアイル羽咋の会議室を借りることもあるんだとか。

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 最後におまけ。国道横の歩道に埋め込まれていたタイル。正直、それほど「UFOのまち」という感じはしませんでした。
 しかし、コスモアイル羽咋にある展示室やデータ類に関してはしっかりしていたと思います。これは何の興味もない人が、適当にUFOを町おこしに使ったというのではなく、UFOに強い興味を持っている肯定派の高野さんが監修したおかげなんでしょう。

 宇宙開発のコーナーも合わせると全部じっくり見るのは時間がかかりますから、もし近所にあったら何度も通いたいところです。
 羽咋市の近くに行く機会がある人は、一度寄ってみられることをお勧めします。入場料も安いですし、きっと楽しめると思いますね。
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2009年08月24日

コスモアイル羽咋(宇宙開発編)

 本城です。なかなか時間が取れなくて行ってから2ヶ月以上経ってしまいましたが、今回ようやく少し時間が取れたので、石川県羽咋市にある「コスモアイル羽咋」に行った時の様子を2回に分けて書きたいと思います。(宇宙開発とUFO。今回は宇宙開発編)

 まず、私が行ったのは今年の6月。ちょうどオタマジャクシ騒動があった頃です。羽咋駅に着いたら東口に出ると、もうコスモアイル羽咋のドーム型の建物が見えます。特に案内板などはなかったのですが、駅から建物自体が見えるのでそちらに向かって歩いていけば大丈夫。

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 こちらが正面入口方面の様子(写真は全部、クリックすれば拡大できます)。右側に見えるのはマーキュリー型レッドストーンロケット。1段目と2段目部分は本物だそうです。

 建物の中に入ると、入場料を払います。NASAやUFOなどの展示物が見られる「宇宙科学展示室」に入りたい場合は350円(小中学生200円)。一方、3D映像のプラネタリウムが見られる「コスモシアター」に入りたい場合は500円(小中学生300円)です。

 私は時間が限られていたので宇宙科学展示室の方だけ行きました。場所は2階にあります。

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 こちらが入口。

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 横にはコスモアイル羽咋が紹介されているオカルト雑誌が置いてありました。


 さて、宇宙科学展示室の中に入ると室内は暗くなっています。展示室の前半は宇宙開発関連の宇宙機材がずらり。(後半はUFO関連)
 プロトタイプやバックアップ機、中には実際に宇宙に行った本物も展示されていたりして、どれも間近で実際に見ると迫力があります。

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 こちらは最初に展示されていた、アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」の宇宙カプセル。

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 中には人形が入っています。かなり狭いです。

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 こちらは地球外生命を探査するSETI計画のブース。中にはタッチパネル式のモニターと椅子があります。

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 こちらがタッチパネル画面。押すと正面にある大きな画面に映像が流れ、研究者の説明を聞くことができます。映像はどこかの使い回しとかではなくて、わざわざこの展示室のために撮ったもの。手間がかかっています。

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 壁にもSETI計画の説明があります。

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 こちらは、1959年に科学雑誌『ネイチャー』に発表された地球外生命に関する初めての論文。これがキッカケで地球外生命の探査が始まったといわれています。

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 これはアポロ計画の説明パネル。

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 その横には、どでかいオメガの時計。このスピードマスターはNASAの宇宙飛行士が全員、身に着けているそうです。

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 こちらはアポロの月着陸船。高さは約7メートル。写真で見るより、実物はかなり迫力があります。2階建ての家くらいの大きさはあるかな。

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 これはアポロ司令船。月に向かう3人の宇宙飛行士のうち、2人は先に見た月着陸船で月面に降りますが、もう1人はこの司令船に残り、月を周回しながら2人の帰りを待ちます。そして最後はこの司令船に乗って地球に帰還するんですね。
 外観は暗くてわかりづらいかもしれませんが、プリンをひっくり返したような形をしています。

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 中の様子。3人座れますが、かなり狭いです。

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 こちらは本物の月面の土。付属のパンフレットには、地球と月面の土では例えば同じ「鉄」でも放射性同位体元素の比率がまったく違うことが説明されています。大槻教授もここに来て勉強すればいいのに。

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最後は11の層からなるアポロ宇宙服(船外活動用)。ヘルメットの顔の部分が金色をしていますが、これは24金―つまり純金でコーティングされているんだそうです。左腕のヒジの部分に見えるのはオメガの時計。

 ちなみに先日、テレビ東京の「開運なんでも鑑定団」にアポロ17号の宇宙飛行士、ロン・エヴァンスの船内服が出ていました。船内服ですから、見た目は船外服と違い、作業服っぽくて地味なのですが、それでも鑑定額は1億3000万円(!)という、番組でも滅多に見られない超高額鑑定でした。しかもこの鑑定額、あくまでも最低ラインだそうで、もしオークションなどで世界中の博物館が競り合ったら10億円を超える可能性もあるそうです。すごいですねえ。


 さて、宇宙科学展示室の前半部分のレポートは以上です。紹介したのはごく一部で、他にいくつも展示されています。やはりNASAに協力してもらっているだけあって、国内屈指の質の高さ。宇宙開発のことはよくわからないという人でも、パネルなどを使った説明が充実していますし、自由に持ち帰れる解説パンフレットも常備されているので、初心者の人でも十分楽しめるようになっていると思います。

 次回は残り半分のUFO関連の展示物について書く予定です。
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2009年08月20日

『江原啓之 本音発言』(2)

 本城です。前回の続きです。今回は86ページにある「なぜ捜査協力しないのかというバッシングは無責任」という項目から。

質問者:(『週刊文春』の記事から引用して)「すべてが視えるなら、なぜ捜査協力しないのか」。

江原:これは『江原啓之への質問状』(徳間書店)という書籍ですでに答えていることです。本を読んでくださいと言って終わりにしたいくらいです。

質問者:私は読ませていただきましたが、捜査機関がご自身や家族の安全を保証してくれる態勢が整わない限り、危険すぎて無理だという話ですよね。

江原:だいたい、捜査協力をしたいと思ったらこちらから出向いていくんですか? 今のところ警察からのオファーはないんですよ。飛び込みで「あの〜、霊能力を使って犯罪捜査に協力したいんですけど」って切り出して、受け入れてもらえるのでしょうか? こんな質問を堂々と掲載する雑誌は社会性が低いと言わざるをえない。

質問者:確かに批判になってないですね。

江原:その上で現実的な話をすると、仮に捜査機関から依頼があったとしても、以前言った通り安全性の問題があります。私だけじゃない、妻や子どもだっているんですから。
 イギリスのネラ・ジョーンズという有名な霊能者は、自発的に捜査に協力していたんです。ただ、そのために何度も命を狙われているんですよ。恐ろしい話をネラから何度も聞きました。


質問者:へーそんな人がいるんですか。

江原:ネラも、居場所をバラされたら困ると考えた犯人から殺されかけたことが何度もあったそうです。ネラとよく会っていた頃、坂本弁護士一家殺害事件があって、あるマスコミ関係の人から「ネラに橋渡しをしてほしい」と頼まれたことがありました。
 そこでネラに相談したところ、「関与すれば殺される」と本人が断ったのです。ネラは私にも「この件には一切かかわってはいけない。巨大なマフィアのような組織がかかわっている」と言っていました。
 あの時、もし私がかかわっていたら、命を狙われていたかもしれません。そうするといまの私はなかったわけです。いま、いろいろといわれのない批判を受けて嫌な思いをすることもありますが、生きているからこそ公演やや書籍の執筆など、さまざまな活動を通して皆さんにスピリチュアルリズムの真理を伝えることができる。
 犯罪捜査のことでいえば、自分の身は自分で守らなくてはいけないのが現状です。簡単に捜査に協力しろなんて、無責任なことは言わないでいただきたい。



 さて、一連のやり取りは以上です。これを見るといくつか言いたいことが出てきますね。

 まず、警察に行っても相手にしてもらいないのでは? という件。これは確かにその通りだと思います。でも警察と直接関わらなくても犯罪捜査に協力はできますよね。「TVのチカラ」や「超能力捜査官」シリーズのような番組を作って、そこで独自にやればいいわけです。

 次に安全性の問題。江原さんはよくネラ・ジョーンズの話を出しますが、実は彼女、93年に亡くなっています。つまり死人に口なしの状態。ネラとの個人的なエピソードを語ったところでほとんどが確認不能です。

 それに超能力捜査に関わると本当に命を狙われるのでしょうか? 私は甚だ疑問だと思っています。これまでビリーバー寄りの超能力捜査番組を海外も含めて数多く見てきましたが、ネラ以外で「命を狙われた」なんて言っている超能力者を見たことありません。さらに実際に殺されてしまった超能力者など1人もいないはずです。

 日本より治安の悪い海外ですらその程度ですよ。もちろん家族がいる超能力者も自分から積極的に首を突っ込んているのが現状です。

 またこの他に、根拠となっているネラ・ジョーンズ自身に対する疑問もあります。江原さんによると、「ネラは50件以上の未解決事件を解決した」(「江原啓之&嵐SP!!明日への扉・序章」2007年3月31日)といいます。

 ところが、同じイギリスに住む筋金入りのビリーバーとして有名なコリン・ウィルソンの著書『サイキック』(三笠書房)では、超能力捜査を扱っている章で彼女の名前がまったく出てきません。

 もともと『サイキック』の原題は『THE PSYCHIC DETECTIVES』で、そのものずばり「超能力探偵」です。そんな本であるにもかかわらず、ネラについてはまったく言及されず、しまいには「ランズネルによるブーハ事件の解決を唯一の例外として、透視者が殺人事件―もしくは重要な犯罪事件―を解決した霊は実際はひとつも存在していない」(P.324)なんて書かれています。

 また、今のところ私は調べている途中なんですが、ネラが関わった事件の中で最も有名なものだという「ヨークシャーの切裂き魔事件」についても、イギリスの懐疑論者が検証していて、こじつけであることが指摘されています。

 さらに以下の動画。ジェイムズ・ランディがイギリスの「Psychic Investigator」という番組でネラ・ジョーンズを検証したものです。番組ではネラの主張するサイコメトリーが犯罪捜査で使えるものか検証しているのですが、結局、まともに当てられず失敗に終わっています。



 つまり、これまでの話を総合すると、江原さんが超能力捜査について言っていることは非常に怪しいと思うわけです。はっきり言ってしまえば断る理由はないんじゃないかと。

 今のところ日本の番組で未解決事件を解決した超能力者、霊能者はゼロです。もし2件でもいいので解決できたら、偶然の可能性も極めて低いのでご自身の霊能力の信憑性は格段に増すと思います。ぜひ江原さんには超能力捜査をやってほしいものです。

【関連記事】
『江原啓之 本音発言』(1)
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2009年08月19日

『江原啓之 本音発言』(1)

 本城です。最近、『江原啓之 本音発言』(講談社)を読了しました。内容は「『あの世』や『霊』の存在に対して懐疑的な、40代の男性記者との対談」を収録したものです。江原さんによれば、「これまで私が受けてきたバッシングに対して、初めてきちんと答えている」とのこと。

 対談の相手は、冒頭に書いてある「本書で江原啓之と対決する男性記者のプロフィール」(匿名)によれば、
40代後半。同世代の妻と高校生の息子、中学生の娘を持つ。長らく週刊誌の記者・編集者を務めてきた。基本的に「あの世」や「霊」の存在は一切、信じていない。したがって、江原啓之についても「いんちき臭い人物」と認識している。それなのに妻や周囲のOLが「江原さんはホンモノよ」と断言し、書籍を買い込みテレビ番組に見入ることに言いようのない不快感を覚えている。対談に臨むにあたり、「スピリチュアルなものを信じないオッサンの代表」として、江原啓之の化けの皮を剥がしてやろうという意気込みを抱いている。

 という設定になっています。ぶっちゃけ、この対談相手が実在するかといえば、かなり怪しいです。そもそも「対決」とありますが、全然対決になってません。基本的に巷でいわれていることを質問するただの質問者で、反論めいたことはたまにする程度。本当に懐疑的なら、普通はそんな説明で納得しないだろうと思うようなところで、あっさり「そうですね」と納得しすぎ。「化けの皮を剥ぐ」どころか、予定調和、単なる引き立て役です。

 そんなわけで、この実在するかどうかわからない記者さんは全然役に立たなかったので、かわりに私が本書を読んで指摘したかったことをいくつかに絞って書いてみたいと思います。今回はそのひとつ。


●前世や守護霊の属性が偏っているという指摘に対して(P.88)

質問者:(前略)「前世や守護霊はどうして中世の賢者や貴族ばかりなのか」という疑問。これについては同様に思っている人は結構多いのではないかと。

江原:時代については、現世を生きる人につく守護霊はだいたい二百年とか三百年前に生きた人の霊なんです。番組で指摘した守護霊は賢者貴族より武士や武家の女性が多いと思うのですが、理由は単純で、江戸時代に武士が多かったからです。武士というのはいまでいうサラリーマンですよ。数が多いのは当たり前です。(後略)

 いやいや、当たり前じゃないですよね。江戸時代の武士の割合というのは、だいたい5%〜7%といわれています。(農民は70%以上)

 江原さんの言うように、当時、数が多かったものが前世や守護霊の属性となるのであれば、それは武士ではなく農民となるはずでしょう。つまり江原さんが言っていることは全然、回答になってないわけです。

 また本書では「守護霊はだいたい二百年とか三百年前に生きた人の霊」だと書いてあります。ところが、『スピリチュアルな人生に目覚めるために』(新潮文庫)という著書では、「四百年前から七百年前に他界した先祖の霊魂」(P.118)だと書いてあります。

 普通に読めば矛盾したことを言っています。ただ、『スピリチュアルな人生〜』によれば、守護霊には大きく分けて四つあって、前述の霊はその中心となる「主護霊」の説明です。残り三つのうち、「補助霊」は比較的新しい霊がつくそうですから、矛盾なく説明しようとすれば時期が説明されていない残り二つのうちのどれか、ということもありえます。

 そこで、もし私が江原さんと対談する立場だったら、まず四つの守護霊のうちのどれを指しているのかを聞いてから、年代の話を出すと思います。そして回答が「主護霊」であれば、そこで矛盾を指摘したいところ。できれば『江原啓之 本音発言』でも、これくらいのことは考えながら対談をしてほしかったのですが・・・・・・残念ながら無理だったようです。

【関連記事】
『江原啓之 本音発言』(2)
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2009年08月06日

矢追さんが名誉館長就任

 本城です。
 UFO研究家として有名な矢追さんが、石川県羽咋市にある「コスモアイル羽咋」の名誉館長に就任することになったそうです。ここは国内屈指の宇宙科学博物館で、UFO関係の展示物も多数あるところ。矢追さんと同じくUFO肯定派の高野誠鮮さんが設立に深く関わっていますから、その関係で今回の話になったようです。

 就任式は8月7日。「人類の未来とUFO問題」と題した記念講演会も行われる予定。このニュースを報じた北國新聞の記事によれば、
「講演会は、同館開設を支援した羽咋ミステリー倶楽部と不可思議倶楽部(金沢市)の設立20周年も記念する。講演に先立つ就任式では山辺芳宣市長が矢追さんに委嘱状を手渡す予定。講演会では、矢追さんが「オタマジャクシの決死のスカイダイビングの理由」「宇宙人にとっての人間のあり方」など、宇宙の中の人間や地球の存在について、番組の裏話なども交えて話す」
 そうです。また他にも質疑応答や懇親会もあるとか。近場だったら私もぜひ参加してみたいところですが、さすがに石川は遠いです。6月にコスモアイル羽咋に行ったときは新幹線を使っても東京から片道6時間くらいかかりましたから。

 でも、このときはいろいろ写真を撮ってきたりしたので、いずれこのブログでも紹介したいと思います。
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2009年08月01日

ユリ・ゲラー、島を買う

 本城です。
 イギリスのオカルト雑誌『フォーティアン・タイムズ』の最新号で知ったのですが、自称超能力者のユリ・ゲラーがを買ったそうです。

 場所はスコットランドのエディンバラの近く。ゲラーの公式サイトで写真が見られます。なんでもこの島は、ピラミッドやアーサー王とも関連があるんだとか。値段は当初7万5000ポンド(約1200万円)だったのが、値切って3万ポンド(約470万円)で買ったそうです。

 それにしても金持ってますね。ゲラーといえば今回の島以外にも、日本庭園付きの豪邸や、自家用ヘリ、曲がったスプーンを付けた特別製キャデラックなども所有してますし、最近ではチャリティーオークション用にジャガーを寄贈したりと、とにかく金持ちです。

 でもゲラーはとっくに全盛期は過ぎているので、それだけの金はどこから出てくるのか、と疑問に思いますよね。で、ちょっと調べてみました。

 どうやら現在の彼は、70年代、80年代に比べれば下がっているものの、まだ世界中から仕事のオファーが来るだけの人気と知名度はあるようです。近年だけでもシリーズものの番組を数本、CMは10本、他に本、CD、宝石の販売や、講演会なども世界中でやっている様子。たぶん、細木数子と同じように商才もあるんでしょう。あと最近亡くなったマイケル・ジャクソンをはじめ、著名人との人脈が広いというのも有利かもしれません。
posted by ASIOS at 19:06| Comment(6) | TrackBack(0) | オカルトニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする