「ASIOS」―超常現象を懐疑的に調査する会―のメンバーによるブログ。

2012年03月14日

ハロルド・キャンピングが預言の過ちを認める

 本城です。
 昨年5月21日に最後の審判を預言し、それが外れると10月21日に延期して再度外したハロルド・キャンピングですが、先日、自らの預言の過ちを認める手紙を発表したそうです。

「ハロルド・キャンピング氏、予言の過ち認める」(クリスチャン・トゥデイ)
「『世界破滅の日』の予言は間違いだった――伝道師が過ち認める」(CNN.co.jp)
「預言者キャンピング氏、世界終末の予告をやめる」(The Voice of Russia)

 1988年と1994年の預言も合わせれば、足かけ20年以上で4回連続で外しているわけですから、さすがに懲りたのかもしれません。
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2012年03月13日

本物とニセモノの見分け方?

 本城です。
 先日、スピリチュアリストとしても有名な美輪明宏氏が、下記の『女性自身』にてインチキ霊能者について語っていました。

「美輪明宏『みんな職業でやってる』とインチキ霊能者を語る」

 私はこれを読んで、とくに最後の「もちろん霊能者や占い師のなかにも本物はいますが、本物は膨大なお金を要求したりしません。そんな連中は偽者。嘘八百、ほとんどインチキです」という箇所が引っかかりました。

 大金を要求する霊能者などに気をつければ、ニセモノに騙される可能性は低くなるのでしょうか? そんなことはありません。

 2007年に内閣府が発表した資料によると、霊感商法を含む悪質商法の被害額で最も多い金額帯は1万円以下で、さらに少額帯の5万円以下まで含めれば全体の約40%を占めているのが実態です。

 つまりイカサマ師だからといって大金を要求するとは限らなくて、実際は低い金額で騙す手口も多いことがわかります(こういう小規模な詐欺をショート・コンと言います)。金額が低ければ客の警戒心は弱まりますし、もしインチキがばれても、手間を考えて泣き寝入りする可能性もあります。イカサマ師にとっては大金を要求する手口よりも安全なんですね。

 また賢いイカサマ師の場合、大金を狙うにしても、最初からその金額を要求するようなことはせず、最初は無料相談や少額での要求から入っていくのが普通です。

 これは「段階的要請法」と呼ばれるもので、人は大きな要求をいきなり突きつけられると断る傾向が強いものの、小さな要求から入って、少しずつ要求を上げていくと断りにくくなる、という性質を利用しています。

 ですから金額の高い低いを基準に考えるのは、インチキの見分け方として筋がいいとは思いません。

 また、不安を煽るかどうかというのも、見分け方としてイマイチだと思っています。もちろんイカサマ師にとって有効な手口のひとつだとは思うのですが、古今東西、イカサマを行ってきたサイキックたちの中には、不安を煽らないタイプもたくさんいました。

 むしろそういうタイプの方が、狙った客の周りの人たちも含めて信用させてしまう場合が多く、結果的に手遅れになるケースも多いくらいです。

 そういったわけで最後に言わせていただければ、イカサマ師は金額が高かろうが低かろうが、不安を煽ろうが煽らなかろうが、どんなところにもいる、ということです。身も蓋もなくてすみません。
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2012年03月02日

2012年の地震予言(松原版)

 本城です。
『検証 大震災の予言・陰謀論』でも取り上げた松原照子氏が、地震に関する予言を続けています。相変わらず下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式ですが、3月11日が近づいているからか、地震に関する予言が今年に入ってから増えています。

 以下は、この約2ヶ月の間に挙げられた地名です。記録を残すためにもまとめておきます。

・太平洋側、千葉沖、伊豆諸島(1月8日)
・茨城、千葉、相模湾、伊豆諸島、長野(1月16日)
・駿河、南海トラフ(1月17日)
・鳥取(1月20日)
・駿河湾から四国沖(1月28日)
・北海道、東北、福島浜通り、茨城、千葉、関東甲信越(2月5日)
・関東甲信越、伊豆諸島、東北、和歌山(2月18日)
・茨城、千葉、横須賀、伊豆(2月19日)
・秋田、福島、いわき・日立・水戸・福島浜通り(2月24日)
・鹿島灘、福島、千葉、北茨城、静岡、横須賀、下田、犬吠埼、房総半島、大島、栃木、埼玉、長野、新潟、宮城(3月1日)


 例によって広範囲。太平洋側は北海道から南海トラフがある九州の宮崎県沖までカバーされています。これなら沖縄・鹿児島沖を除く太平洋側のどこで地震が起きても的中したと言い張れそうです。
posted by ASIOS at 14:02| Comment(9) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする