「ASIOS」―超常現象を懐疑的に調査する会―のメンバーによるブログ。

2012年10月26日

足が消えた心霊写真?

 本城です。
 先日、足が消える心霊写真が撮影されたとして、アイドルグループ(乃木坂46)の集合写真が話題になっていました。

「乃木坂46の公式画像がガチ心霊写真だと話題に」
「ナタリーの記事」
「スタッフブログ」

 確かに後列の向かって右から2番目の女の子の足が写っていません。きれいに消えているように見えます。

 そこで検討してみたのですが、上半身のひねり具合からみて、おそらく下半身は次のようになっているのではないかと。要するに、足は重ねぎみで横から撮っているような状態に近かったのではないかと思います。下に履いていた白い服は、大部分が上着に隠れてしまっているようです。

乃木坂5.jpg

【写真引用元】http://natalie.mu/music/news/78529
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2012年10月22日

元サイコップ会長、ポール・カーツ死去

 本城です。
 昨日の10月21日に、アメリカの哲学者で懐疑論者のポール・カーツが86歳で亡くなりました。(記事)

 彼はアメリカの懐疑団体サイコップやCFIの初代会長をはじめ、アメリカ・ヒューマニズム協会の会長、『ヒューマニスト』誌の編集長、懐疑的な書籍を数多く出版する出版社プロメテウス・ブックスを設立するなど、近代の懐疑主義の歴史において、非常に大きな役割を果たした人物でした。

 2000年に『Skeptical Inquirer』誌が行った20世紀の懐疑論者10傑のアンケートでは、カール・セーガンに続く4位にランクインしていたほどです。
 ただ日本では翻訳本が一冊もなく、超常現象の調査者としての活動も実績もあまりなかったためか、日本の懐疑論者の間では比較的地味な存在でした。

 しかし、哲学者として世俗的ヒューマニズムの普及に貢献した役割は大きなものです。また個人でバラバラに活動していた懐疑論者たちをまとめあげ、各種団体を設立し、情報発信の場を提供するなど、そのマネージメント能力も素晴らしいものがありました。

 とはいえサイコップ設立当初は、理想は立派だが中身が伴わない否定派集団、などの批判をよく受けて槍玉にあげられることもしばしばで、ときには訴訟沙汰にまでなることもあったようです。

 また晩年は、行きすぎた無神論原理主義の台頭にも頭を悩ませていたといいます。若手の中には、宗教を信じていること自体がけしからん、と考えている一派も出てきて、彼らが圧力団体のように振る舞う機会があることに危機感を抱いていたと聞きます。

 おそらく本人としては、まだやり残したことがあったのでしょう。志半ばで去ることに無念な気持ちがあったかもしれません。けれどもカーツがいなければ、海外での懐疑主義の活動は現在ほどの発展がみられなかったはずです。おそらくASIOSもできなかったでしょう。

 そういう意味でもカーツには感謝しています。ありがとう。そして彼の死に、心から哀悼の意を表します。
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2012年10月20日

口裂け女が出現か?

 本城です。
 先月、鹿児島で口裂け女が出現したとして一部で話題になったことをご存知でしょうか。情報元は「かごしま安全安心情報」というサイトでした。しかしサイトの下にも書かれているとおり、ソースとしては難があります。

 そこで、大元の鹿児島県警のサイトで情報が載るのを待っていました。すると先日、ようやく先月分の「県警あんしんメール」の内容が公開され、問題の事案も確かに配信されていたことがわかりました。

 内容は「県警あんしんメール配信状況」(PDF)で確認できます。

【日時・場所】
9月5日(水)午後4時30分頃 鹿児島市慈眼寺町の公園 

【犯人像】
女性、腰くらいまでの長髪、白色上着と紺色スカート着用、マスクで鼻から下を覆う。

【概要】
小学生女児3人が遊んでいたところ、見知らぬ女が近づいてきて、「ウフフフフ、私きれい?」と声をかけ、追いかけてきた。


 現時点では、まだ、そういう報告があったということが確認できただけで、この女性の正体(愉快犯?)が何だったのかについてはわかりません。でも内容は典型的な口裂け女の事例そのもので、貴重なものですので、まずは紹介だけでもしておきます。
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2012年10月16日

巨大猿人ビッグジョー!

 本城です。
 埼玉の公園に「ビッグジョー」と呼ばれる巨大猿人の像があることをご存知でしょうか。

「驚異!魔境サイタマに伝説の巨大猿人ビッグジョーは実在した!!」(超魔界帝国)

 地元ではけっこう有名だそうで、面白そうなので私も行ってみました。行ったのは夜です。ライトくらいあるかと思っていたのですが、ひとつもなく真っ暗。

ビッグジョー1.jpg


 そんな暗闇の中に黒い巨体がうっすらたたずんでいるのが見えます。けっこう不気味です。

ビッグジョー2.jpg


 これがビッグジョー。写真ではそんなに大きくないように見えるかもしれませんが、実際は体長4メートルほどもあります。けっこう大きくて実物は迫力があります。

ビッグジョー3.jpg

ビッグジョー4.jpg

ビッグジョー5.jpg


 話によると15分か数分おきに目が動くらしいのですが、私が行ったときは全然動きませんでした。

 公園は京浜東北線と外環自動車道がちょうど交差する、外環の下にあります。普段はマウンテンバイクなどで遊べるようになっているそうで、確かに起伏の多い公園でした。興味をお持ちの方は、一度、行かれてみてはどうでしょう。
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2012年10月01日

ASIOSの新刊『検証 予言はどこまで当たるのか』

 本城です。
Scan10058.jpg ASIOSの新刊『検証 予言はどこまで当たるのか』が10月3日に出版されます。

 今回のテーマは予言です。2012年の人類滅亡説からはじまり、ノストラダムス、エドガー・ケイシー、ジョン・タイター、出口王仁三郎、聖徳太子、ヨハネの黙示録、聖書の暗号、ファティマの予言などなど、有名どころを中心に様々な予言や予言者を集めて検証しました。

 執筆者はASIOSのメンバーから、秋月朗芳さん、蒲田典弘さん、羽仁礼さん、原田実さん、藤野七穂さん、本城達也、皆神龍太郎さん、山本弘さん。
 外部からは信州大学の心理学者で先日のASIOSのイベントにもご参加いただいた菊池聡さん、ノストラダムスやフランス近代史に詳しく、「ノストラダムス大事典」の運営者でもある山津寿丸(sumaru)さんにご参加いただきました。

 詳しい目次の紹介は以下のとおりです。書店でお見かけの際には、ぜひお手にとっていただけると幸いです。

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まえがき――予言はどこまで当たるのか(本城達也)

第1章 海外の予言
●2012年に人類は滅亡するのか?(本城達也)
マヤの予言をメインに、スーパーフレア説と地磁気消滅説も検証しました。マヤは『謎解き超常現象』でも扱いましたが、最新の情報を盛り込んで新しい内容にしています。

●「みずがめ座の時代」には世界は大きな変革を迎える?(山本弘)
占い系やスピリチュアル系でよくいわれる、新しい「みずがめ座の時代」について検証しています。イラスト入りでわかりやすいです。

●ピラミッドには過去の重要な歴史が記録され、未来も予言されている?(本城達也)
ピラミッドの寸法をもとに計算すると、世界の過去と未来が予言されているというやつです。終末予言の常連さんです。

●ジョン・タイターは未来からやってきたタイムトラベラーだった?(本城達也)
2000年から2001年にかけてアメリカの掲示板に登場し、タイムトラベラーだと話題になったジョン・タイターについて検証しました。日本語で懐疑的に調査しているものは、あまり見かけないので参考にしていただければ幸いです。

●ジョー・マクモニーグルはリモート・ビューイングで未来も過去も透視できる?(秋月朗芳)
日本ではFBI超能力捜査官として有名ですが、今回はテレビの方ではなくて、書籍で行った未来透視を検証しています。

[コラム]中東の終末予言と予言者たち(羽仁礼)
検証とは少し離れて、日本であまり知られていない中東の予言や予言者を紹介しています。実は中東は予言と関わりが深いので参考にしていただければと思います。

第2章 世界の三大予言者
●ノストラダムスは王家の運命から自分の死まで予言した? (山津寿丸)
今でも予言者として名高いノストラダムスの若い頃から自身の死までの生涯にまつわる数々の伝説を検証しています。

●ノストラダムスはフランス革命を予言した?(山津寿丸)
ノストラダムスというと、しばしば曖昧な予言をしてきたようにいわれますが、実は曖昧ではなく、数字や固有名詞を当てた具体的な予言もあったという伝説の検証です。

●ノストラダムスは2012年人類滅亡を予言した?(山津寿丸)
有名な1999年の予言(第10巻72番)を再解釈すると2012年の予言になるという説を検証しています。第10巻72番の予言そのものの検証も大変詳しくて参考になります。

●ノストラダムスは21世紀のために極秘予言を残していた?(山津寿丸)
新たに発見されたという秘蔵本や、日本のテレビでも新予言として紹介されたことがある予言絵画などについて検証しています。

●エドガー・ケイシーのリーディングは未来を予言した?(皆神龍太郎)
世紀末前の1998年にまつわる予言をいろいろしているのですが、これがどういう結果になったのかは本書をご覧下さい。

●ジーン・ディクソンの予言の的中率は85パーセントだった?(本城達也)
亡くなってしばらく経つため最近はめっきり情報を見かけなくなりましたが、70年代から90年代にかけては現代の予言者の代表格としてよく登場していたジーン・ディクソンの予言の検証です。

第3章 日本の予言
●出口王仁三郎は日本史上最高の予言者だった?(原田実)
日本のオカルト史におけるビッグネーム、出口王仁三郎の予言を検証。今回は主に第二次世界大戦と関東大震災の予言を扱っています。

●聖徳太子は死後2000年の未来を予言していた?(本城達也)
聖徳太子の予言書としてよく取り上げられる『未来記』と『未然本紀』、それにこの二書を大発見したかのごとく扱っている一部の本についても検証しました。

●「伯家神道の予言」は本当に存在するのか?(藤野七穂)
伯家神道の予言とは、皇太子が天皇に即位する際に行われる「祝の神事」が100年間、もしくは4代行われないと天皇家は滅びるというもので、今年の2012年がその100年目にあたるという説を検証しています。

●『をのこ草紙』は実在した予言書なのか?(藤野七穂)
『謎解き超常現象U』でも『をのこ草紙』は取り上げましたが、今回は担当者が藤野さんになりました。そのため内容も違っていますので新たな情報も多いです。

[コラム]予言の心理学――人は無知や愚さから信じるのではない(菊池聡)
認知心理学の観点から、人が予言を信じる心理について解説しています。10年以上前に出された『予言の心理学』とは、また違った視点や解説も盛り込まれていて参考になります。

第4章 キリスト教・聖書・カルト関連の予言
●「ヨハネの黙示録」は神の終末計画書だった?(蒲田典弘)
世界的に有名な『ヨハネの黙示録』を、予言そのものだけではなく、その成立の背景まで含めて解説されていてわかりやすいです。

●「ヨハネの黙示録」はチェルノブイリ原発事故を予言していた?(秋月朗芳)
日本でも原発事故があり、近年、取り上げられる機会が増えた予言です。本来は『ヨハネの黙示録』とセットなのですが、今回はわかりやすくするために分けてあります。

●聖書の暗号――聖書は神の予言の書だった?(皆神龍太郎)
聖書には暗号が隠されていて、それを読み解くと予言があらわれるというやつです。世界的な大ベストセラーとなった『聖書の暗号』が有名です。

●ファティマの予言はすべて現実となった?(本城達也)
ポルトガルのファティマで聖母マリアから託されたという、有名なファティマの3つの予言を検証しました。

●聖マラキは代々のローマ教皇を予言した?(山津寿丸)
12世紀にアイルランドの聖マラキが書き残したといわれる、歴代教皇の予言の検証です。複数の教皇が並立していたり、教皇に関する予言も数多く存在していたりした時代背景も解説されていて参考になります。

[コラム]UFOと予言「少しだけ先の未来」(秋月朗芳)
一見するとあまり繋がりがなさそうにみえるUFOと予言。でも実はちょっと先の未来という点で繋がりがあるんですよ、ということがわかって面白いです。

第5章 こんなにあった! 当たらなかった世界滅亡・大異変予言オンパレード(外れたときの言い訳つき)(山本弘)
世界中の終末予言をこれまでに発表された順に紹介しています。1章全部を使ってしまうほどの多さ。外れたときの言い訳がある場合は、それも紹介されています。

予言との賢い付き合い方(座談会)
最後は予言をテーマに執筆者で座談会です。本編では扱わなかった予言もここで触れられている場合があります。
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蛭川立さんが入会されました。

 本城です。
 このたび、ASIOSの新メンバーとして明治大学の蛭川立さんが入会されましたのでお知らせします。蛭川さんは同じ明治大学の石川幹人さんの同僚で、9月に行われたイギリス心霊研究協会(SPR)の総会にも日本から参加されていた方です。

 来年からは渡英され、イギリスの懐疑論者で『The Skeptic』誌の前編集長クリス・フレンチの研究室にて本場の心霊研究や懐疑主義を学んでこられる予定もあるとのこと。

 皆さま、よろしくお願いします。

 なお新メンバーの入会を機会に、一般からのメンバーの入会につきましても検討したところ、会員を増やす目的の広い募集は行わないことにしました。

 したがってASIOSでは一般からの広い募集は行いません。けれども研究者や一般でも懐疑的調査の実績がある方については、入会のご希望があれば検討させていただきます。今後入会を希望される方は、詳しいプロフィールと実績をお書きの上、問い合わせフォームよりご連絡ください。
posted by ASIOS at 10:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ASIOS更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする